項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 95-76-1 |
名称 | 3, 4-ジクロロアニリン |
物質ID | m-nite-95-76-1_v1 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義による固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義による固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義による固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義による固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | Combustible solid、Flammability:1(NFPA(13th, 2006))という情報はあるが詳細データがなく分類できない。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団、および自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義による固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 発火点260℃以上(ICSC(2000), NFPA(13th, 2006))で70℃以上である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 融点72℃(Ullmanns(6th, 2003), Chapman(ver.16.1, 2008), HODOC(3rd, 1997), Lide(88th, 2008), ICSC(2000), NFPA(13th, 2006))であり、融点が140℃以下の固体に適した試験方法が確立していない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属又は半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義による固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | Clを含むが、炭素とのみ結合している有機物質である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 融点72℃(Ullmanns(6th, 2003), Chapman(ver.16.1, 2008), HODOC(3rd, 1997), Lide(88th, 2008), ICSC(2000), NFPA(13th, 2006))であり、固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
ラットLD50(雄:570, 880, 510, 545 mg/kg bw, 雌:530, 470 mg/kg bw)(EU-RAR(65, 2006), PATTY(5th, 2001))が得られたことから区分4とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分3 |
危険 |
H311 | P302+P352 P361+P364 P280 P312 P321 P405 P501 |
ウサギLD50:300, 631mg/kg bw(EU-RAR 65, 2006)より、毒性の強い300mg/kg bwに基づいて区分3とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義による固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分4 |
警告 |
H332 | P304+P340 P261 P271 P312 |
ラットにミスト(aerosol)を4時間ばく露した試験で、LC50値として>0.631 mg/L(OECD TG403)(EU-ARA(65, 2006))と、3.3 mg/Lの記述があり(EU-ARA(65, 2006))、確定値の3.3 mg/Lから、区分4とした。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | ウサギを用いたDraize試験において、グレード1の紅班がみられたが2日間で改善する可逆的症状であり、浮腫はみられないことから(EU-RAR 65, 2006)、区分外とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2A |
警告 |
H319 | P305+P351+P338 P337+P313 P264 P280 |
ウサギを用いたDraize試験において、結膜および虹彩への刺激性が中等度とされ、14日目にこれら症状は回復したが、3匹中2匹において角膜の血管新生が7日目に始まり14日目後も見られた(EU-RAR65, 2006)。14日目に回復がみられたことから2Aとした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 皮膚感作性 | 区分1 |
警告 |
H317 | P302+P352 P333+P313 P362+P364 P261 P272 P280 P321 P501 |
モルモットを用いた皮膚感作性試験(maximization test)において、刺激性(陽性反応)を示した(EU-RAR(65, 2006))ことから区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | マウスの経口または腹腔内投与による骨髄細胞を用いた小核試験(体細胞in vivo変異原性試験)における陰性結果(EU-RAR(65, 2006))に基づき、区分外とした。なお、in vitro変異原性試験(エームステスト、ヒトリンパ球を用いた染色体異常試験)のいずれも陰性(EU RAR 65(2006))である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | 妊娠中のラットに経口投与した試験(EU-RAR(65, 2006))で胚または胎仔の発生に悪影響は認められなかったが、親動物の生殖毒性に関するデータがなく分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分1(血液系)、区分2(神経系) |
危険 警告 |
H370 H371 |
P308+P311 P260 P264 P270 P321 P405 P501 |
ラットを用いた130-1500 mg/kgの24時間経皮投与試験において、全投与群にチアノーゼがみられ、ラットの4時間吸入試験2.8 mg/L群(飽和蒸気圧0.055 mg/Lでありミスト)でメトヘモグロビンの高値がみられている(EU-RAR(65, 2006))。さらに、PATTY(5th, 2001)に、ヒトと動物への急性症状として、「チアノーゼ、倦怠感、呼吸困難、筋力低下」の記述があり、EU-RAR(2006)に「動物において、他のクロロアニリン類同様、初期毒性作用はメトヘモグロビン形成であり、急性症状として、メトヘモグロビン血症(チアノーゼ)、倦怠感、呼吸困難、筋力低下を示す」との記述があることから区分1(血液系)とした。また、ラットを用いた経口試験において、500-800 mg/kgで後肢の麻痺がみられた(EU-RAR(65, 2006))との記載から区分2(神経系)とした。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分1(血液系) |
危険 |
H372 | P260 P264 P270 P314 P501 |
ラットの2週間の吸入試験(1日6時間、週5日間)で、メトヘモグロビンの高値、脾臓へのヘモジデリン沈着が(45mg/m3, 90日換算値:0.007 mg/L)以上でみられ、ラットの6ヶ月の経口投与試験においてガイダンス値の区分2に相当する20 mg/kgの用量でメトヘモグロビンの高値が報告されている(EU-RAR 65, 2006)ことから、ラットの2週間の吸入試験の結果に基づき区分1(吸入:血液系)とした。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分1 |
警告 |
H400 | P273 P391 P501 |
甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50=0.55 mg/L(環境省生態影響試験, 1995)から区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分1 |
警告 |
H410 | P273 P391 P501 |
急性毒性区分1であり、急速分解性がない(難分解、BODによる分解度:0%(既存点検データ, 1979))ことから区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | オゾン層への有害性 | - |
- |
- | - | - | - | - |
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